4月はなかなかバタバタして勉強が進みませんでした。新年度が始まり心機一転頑張りたかったのですが、いろいろ生活パターンが変わり、ほとんど勉強ができませんでした。
ちょっと言い訳っぽくなってしまいましたが、中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)を見ながら、慣用句・成語を覚えるのは、頑張って続けたいと思います。
長い中国語の勉強生活、間が空いて止めてしまいそうになることもありますが、少しずつでもカメの歩みで進めれば、いつか中検準一級に合格できる(かも)。
1. 第27話の慣用句・成語
第27話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。
①魂不附体:肝をつぶす、びっくり仰天する
太監がうろたえるわけだな、こっそり享楽にふけっておるとは。
②口干舌燥:しゃべりまくったりして疲れる
③焦头烂额:さんざんな目にあうさま
口勅としか言わず、困り切った様子で最後は姿をくらました。
”焦头烂额(jiāo tóu làn é)”は、「顔や頭にやけどをした人の形容」で転じて「さんざんな目にあうさま」を表しています。
④死心眼:頑固な人
⑤对牛弹琴:馬の耳に念仏
頑固すぎるぞ、「牛に対して琴を弾ず」だな、どこまでも偏屈な牛だよ。
⑥烂摊子:手をつけようのないほど混乱した状態
陛下は私にすべての後始末を押し付けたのです。
”烂摊子(làn tānzi)”は、「がらくたを並べた露店」という意味から転じて、「手のつけようのないほど混乱した状態」を表します。
⑦毋庸置疑:疑う余地がない
陛下が見限ったことは確かですが、すぐに皇太子を廃することはないでしょう。
⑧推波助澜:波瀾を巻き起こして望ましくないことの勢いを助長する
つまり今は波風を立てず、成り行きに任せよと?
⑨百无聊赖:退屈でしかたがない
宮中にいると退屈なので、旅行記を読むのが好きなのだ。
2. 琅琊榜 第27話あらすじ
“水牛”
病から回復した梁帝は、皇太子を慰めに行くため東宮に向かうが、なんと皇太子は太皇太后の喪中にもかかわらず酒宴を開いていた。
激怒するも皇太子の処遇を決めかねた梁帝は、口頭で東宮を封鎖するよう蒙大統領に命じてその場を去る。
東宮封鎖の報を受け、朝廷には激震が走るのだった。靖王は蒙大統領から事情を探るべく、秘密の抜け道から蘇宅を訪れるが、すでに誉王が先客として訪れていた。
飛流から待つように言われた靖王は、梅長蘇が自分を“水牛”と呼んでいることを知り愕然とする。“水牛”は、かつて林殊につけられた靖王のあだ名だった。
皇太子は大人しくしていればいいものを、よりによって喪に服している最中なのに、酒宴で騒ぎまくり、皇帝の悪口まで言っているのを皇帝に目撃され、とうとう東宮は封鎖されてしまいます。
靖王のライバル2人のうち1人が消え、残るは誉王との一騎打ちになってきました。ますます目が離せません!
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