中国宮廷ドラマの琅琊榜(ろうやぼう)を見ながら、そこに出てくる慣用句・成語をまとめ、中国語検定準一級の語彙力に少しでも近づこうという試みをしています。
毎回、少なくとも5つは成語・慣用句が出てくるのでなかなかいいペースで勉強できています。やはりシーンとともに覚えた成語・慣用句は、画像が頭に浮かぶので、記憶への定着が良い気がしています。
それでは、琅邪榜(ろうやぼう)第5話に出てきた慣用句・成語を見てみましょう。
1. 第5話の慣用句・成語
第5話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。
①神采奕奕:元気いっぱいである
今日はお三方の堂々たる姿に圧倒されました。
②付诸流水:これまでの努力が無駄になる
父上の苦心が無駄になるかも。
「付诸东流」も同じ意味で、希望が叶わず、努力や成果が無駄になること、水泡に帰すことを表します。
③兜圈子:ぐるぐる回る、回りくどく言う
では本題に入るわね。
“兜”は「一回りする」、”圈子”は「円、輪」。”兜圈子”で「ぐるっと一周する」という意から転じて、話や行動が直接的ではなく、回りくどいことを表します。
「绕圈子」、「绕弯儿」とも表現します。
④无法无天:法も神も眼中に置かない→無法の限りを尽くす
萧景琰、傍若無人なのは知っていた。
法律や天理を無視して、ほしいままに悪事を働くことを表します。
⑤不敢当:おそれいります
詭弁を弄していないで、認めたらどう?
“敢当”は「引き受ける勇気があること」を指し、”敢做敢当”は、「思い切ってやり、潔く責任をとる」ことを表します。
2. 琅琊榜 第5話あらすじ
後宮の手段
庭生たち掖幽庭の子供たちと百里奇の勝負が行われ、子供たちは梁皇帝の前で見事に勝利、梁皇帝より恩赦をもらい掖幽庭を出ることを許される。
実は百里奇は江左盟の一員であり、事前に梅長蘇が北燕に送り込んでいたのだった。
そんな折、霓凰郡主は皇后から宴席に招かれてしまう。梅長蘇より事前に注意を受けていた郡主は、皇后のもてなしを断るため仕方なく越貴妃の寝宮に向かう。
一方、梅長蘇は豫津がこれから皇后や誉王の推す婿候補に会うことを知り、郡主を狙っているのは皇后ではなく、越貴妃と皇太子であることを知るのだった。。
霓凰郡主は滅茶苦茶綺麗ですね~。同性でも見とれる美しさ、しかも強い。。。そんな霓凰郡主を強い酒で酔わせて… なんて、許せない後宮の卑怯な手口ですね。。。
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