2017年末までに、HSK6級で合格レベル(180点)を目指すことをお正月に宣言!
だらけがちな中級の勉強にカツを入れるため、敢えてブログで宣言しているだけですが…
今年に入ってからは、語彙力とヒアリング強化を目指して、宮廷ドラマ琅邪榜(ろうやぼう)で勉強を続けています。
1. HSK6級のレベル
新HSKにおいては、最難関のHSK6級となりますが、そのレベルはどれくらいなのでしょうか?
HSKのホームページによると、HSK6級は
中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる。
「自分の見解を流暢に表現」というレベルには全くかすりもしませんが、漢字が分かる有利さから、日本人の場合、HSK最難関の6級受験までは、欧米人より早く到達できます。
TECCのホームページで、中国語試験の点数の相関図があるので、調べてみるとHSK6級は難易度としては、中国語検定2級とかぶる部分が多いので、中国語検定2級合格後の実力アップとしてはちょうどよい試験と言えるでしょう。
HSK6級の上位に入るようになれば、中国語検定準一級も見えてくるという感じでしょうか。
中国語中級の実力を測るのには、TECCもちょうどよいのですが、TECCの場合、級毎に問題が分かれていないので、極端に簡単な問題と難しい問題が混ざっているように感じました。
今の実力を正しく測るという意味では、級が分かれているHSKだと思います。
2. HSK6級に必要な語彙力
HSK6級に必要な語彙力は
と公式サイトに明記されています。必要語彙力の記載がない、中国語検定準一級と異なり、ありがたいですね。
基本的な単語はキクタンで勉強しているため、中国語検定準一級用として勉強しているキクタンで語彙力が足りるかを検証しました。
キクタン入門編(中検準4級):504語
キクタン初級編(中検4級):560語
キクタン初中級編(中検3級):1008語
キクタン中級編(中検2級):1008語
キクタン慣用句編:392語
キクタン上級編(中検準1級):1232語
キクタンシリーズの学習で、語彙力は4,704語となります。
5,000語には若干足りないように見えますが、問題集などで補えば、十分といえそうです。
そもそもキクタン中国語【上級編】中検準1級レベルには、「本書は、外国人に対する中国語教育のために制定されたHSKの語彙と新HSKの語彙(1~6級、5,000語)を基礎データに、過去の中検で使用された語彙を調査し精選した、単語1,008語と成語224語が収録されています」となっているので、新HSKの勉強にも対応できているようです。
これらの単語集を身につければ、HSK6級は十分だということはわかりましたが、キクタン慣用句とキクタン上級編は、まだあまり勉強していないので、あと10ヶ月でどこまで身に付けられるかがポイントになりそうですね。
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