中国語の辞書の選択肢は、紙の辞書、スマホで使える辞書(Web辞書、辞書アプリ)、そして電子辞書があります。
まず、購入するに際して、中国語の場合、どのように中日辞典を引くか考えてみましょう。
1. 紙の辞書 vs 電子辞書
個人の趣味の問題があるとは思いますが、私は初心者には断然電子辞書をおすすめします。というのも、私は英語学習では紙の辞書派だったので、迷わずに中国語も紙の辞書を買って、挫折したからです。
紙の辞書の引き方は、基本的な方法は1か2のどちらかです。
1. ピンインで引く
これは英語の辞書と同じように、アルファベットをたどって、ピンインを探すだけです。
簡単そうに聞こえますが、辞書で分からない単語を調べる時、ピンインがそもそも分かっていないという問題にぶちあたります・・・・・
2. 部首索引で引く
個人的にはこれが面倒で、紙の辞書を挫折しました・・・
ピンインが分からない場合、部首索引で日本語の漢和辞典のような引き方をするしかないのですが、そもそも簡体字の部首がよく分からない上に、書き順とかも日本語のように学校で習って覚えた訳ではないので、正確な画数も分からないのです。
①部首の画数を調べる ・・・そもそも簡体字の部首が分かるか?
“你好”を調べたい例を考えてみます。”你”は、まずニンべンなので、2画のなかからニンべンを探すと21ページにあることが分かります。
②画数を参考に目的の部首を見つけ、該当ページへ・・・簡体字の画数が正しく数えられた?
次に21ページにくると、ニンべンのページですが、その中では画数順に並んでいるので、調べると、”你”は1052ページだということが分かります。
③画数を参考に目的の漢字を見つけ、該当ページへ
1052ページを調べると、無事に”你”が見つかり、そのあとを探してみると”你好”が「こんにちは」だということが分かります。
紙の辞書の方が線を引いたり、類義語とかを覚えたり、英語の時も重宝したので、同じ感覚で紙の辞書を購入しました。
しかしながら、中日辞典に慣れていないので、漢和辞典のような引き方に時間がかかり、辞書を引くのが苦痛になってしまったので、やはり初級者には、手書き認識が必須だと感じました。
2. 電子辞書 vs スマホ
さて、手書き認識ができるのは、電子辞書、スマホで使える辞書ですが、手書き機能がより使いやすいものということで、電子辞書を買うことにしました。
キャノンとカシオを比較検討した結果、カシオの電子辞書を買いました。
我が家のEx-wordです。ちょっと写真では分かりづらいですが、下に手書きすると上に結果を表示してくれます。
手書きが微妙な場合でも、いくつか候補の漢字をあげてくれるので、その中から該当する漢字を選べます。
実売価格に大きな差異がないところが不思議です。。
搭載されている辞書のバージョンやその他の学習ツールの違いなど、多少バージョンアップされているようです。
ただ、2015年モデル以降は手書き用液晶がなくなって、モニターのタッチパネルで入力する方式になって、手書きが多い初心者には2014年モデルの方がよいかなと思います。
2017年モデル(2017年2月10日発売)
カシオ計算機 電子辞書 EX-word XD-G7300WE 中国語 (ホワイト)
カシオ計算機 電子辞書 EX-word XD-G7300RD 中国語 (レッド)