語彙力強化だけでも飽きてくるので、平行して文法も強化していきたいと思います。
三級から引き続き「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」 を使っていますが、過去問を解いてみても、どうしてこの文章がダメなのか分からないケースがでてきたので、①を購入してみました。
ちょうど必要性を感じて購入したのて、ピッタリとはまり、こちらの本は最初から最後まで二日間で読み終えました。(まだ覚えるというところには到達していませんが・・)
欠点をあげるとカラーではないので、ちょっと視覚に訴えるところには弱いです。
①誤用から学ぶ中国語
この本が斬新だと思うのは、まず各章の初めは間違った中国語文章から始まります。
最初読むと、自分が中国語に訳するなら、こういう文章を書くという感じで、何が間違いなのかピンときません。
次に文法解説があり、それを読みながら最初の中国語文章のどこが悪かったのかを理解していくというプロセスになります。
例えば、おなじ「・・・・と思う」でも、”想”、”觉得”、”认为”、”以为”と4種類あります。
これらのニュアンスの違いと、このケースでこれは使っていけないのはどうしてかなど、間違えた理由をあわせて覚えるので記憶に定着します。
↓下記②③は3級の時に記憶に定着しなくて苦労した時にお世話になったカエルライフシリーズ。またお世話になることにしました。
やはり、DVD画像として携帯やPCで解説ビデオを見ながら文法が学べるのは素晴らしいですね!
紙の本が付いておらず必要な方はPDFをプリントする必要がありますので、紙の本にこだわる方にはあまりおすすめできませんが、私はビデオがあればその画面に集中するので、あまり気になりませんでした。
DVD-ROMなので、パソコンの場合はDVDドライブが必要など、動作環境条件は下記Amazonのリンク先で詳細を確認する必要があります。
②重要構文編
把構文、受身文、兼語文、使役文、存現文、比較文など、どれも重要な構文が丁寧に解説されています。
例えば、把構文については把構文を使った場合と、使わずに通常の語順で表現した場合のニュアンスの違いや、目的語の制限(聞き手が特定できるもの)、使用する動詞の制限(心理・知覚動詞は×、動詞の後に付加成分が必要)など、いろいろ文法上の注意点を詳細に解説してくれるので、記憶に残りやすいです。
③補語編
結果補語、様態補語、程度補語、数量補語、方向補語、可能補語、結果補語と全ての保護を丁寧に解説してくれています。
私はいつも理屈で覚えるので、受不了、跟得上、来得及など、可能補語が熟語化したものが大変苦手で、何を覚えればいいのか分からなかったのですが、ここではいくつかの重要な熟語化した可能補語表現をまとめて説明してくれたので、大変すっきりしました。
語彙力を身に付けた後、この3冊を使って文法を身につけ、最後は問題集を解けば、合格はそこまできているものと確信しています。(まだ合格していませんが・・・・)