大人気の中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)はとっても面白い!
BSやNHKで再放送して大ブレイクしないのかしら? 「チャングム」、「イ・サン」、「トンイ」と韓国歴史ドラマがこれだけ流行っているのに、こんなに面白い中国の歴史ドラマがいまいち日本では知名度が低い…
それでは、第7話に出てきた慣用句・成語を見てみましょう。
- 1. 第7話の慣用句・成語
- ①没齿难忘:終生忘れることができない
- ②安然无恙:身に少しも被害を受けず、無事であるさま
- ③碍手碍脚:邪魔になる、足手まといになる
- ④不言而喻:言うまでもない
- ⑤首鼠两端:どちらにつこうか態度を決めかねること
- ⑥老奸巨猾:狡猾きわまる、海千山千
- ⑦直筒子:率直な人、一本気な人
- ⑧举足轻重:重要な地位にあって一挙手一投足が全局面に影響すること
- ⑨睹物思人:物を見てその持ち主を思い出す、遺品によって亡き人をしのぶ
- ⑩物换星移:月日が移り変わる、世の中の様相が変化する
- ⑪鞍前马后:人につきそって奔走し、その手助けをする
- ⑫不依不饶:しつこくからむ
- ⑬无缘无故:なんの理由もない、なんの原因もない
- ⑭好自为之:自ら適切に事を運びきちんと処理する
- 2. 琅琊榜 第7話あらすじ
1. 第7話の慣用句・成語
第7話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。
①没齿难忘:終生忘れることができない
姉を助けてくれた恩は決して忘れません。
②安然无恙:身に少しも被害を受けず、無事であるさま
郡主が無事で良かった。
”恙”は「病気」のこと。”安然无恙”は、元来は人が安らかで無病息災であることを指します。転じて”安然无恙”は「物事が順調に運ぶこと」を表します。
③碍手碍脚:邪魔になる、足手まといになる
(我々が一緒だと)かえって足手まといになる。
“说不定”は「ひょっとしたら~かもしれない」の意味です。
④不言而喻:言うまでもない
卓鼎風が長男を護送させた、その意味はお分かりで?
“喻(yù)”は「分かる」の意味。
⑤首鼠两端:どちらにつこうか態度を決めかねること
謝玉、あの食わせ者め。
”首鼠”は「首を出して穴の外を伺うネズミ」のこと。
⑥老奸巨猾:狡猾きわまる、海千山千
Zhēnshì lǎojiānjùhuá.
”奸(jiān)”は、「ずるい、悪賢い、ずるい」という意味。
⑦直筒子:率直な人、一本気な人
きっとあの萧景琰ね。
⑧举足轻重:重要な地位にあって一挙手一投足が全局面に影響すること
事は雲南王府に関わる、さすがに今回は霓凰をすんなり嫁がせることはできなかった。
⑨睹物思人:物を見てその持ち主を思い出す、遺品によって亡き人をしのぶ
荒廃し当時の痕跡もないのなら、中に入る必要はないのでは?
⑩物换星移:月日が移り変わる、世の中の様相が変化する
屋敷が空となり、時が移っても、消えたわけではない。
⑪鞍前马后:人につきそって奔走し、その手助けをする
この2年、父上の指示もあって誉王に仕えてきた。
⑫不依不饶:しつこくからむ
何度も刺客を遣わしたのが仇となりましたね、かえって馬脚を現した。
⑬无缘无故:なんの理由もない、なんの原因もない
これは異なことを。ではなぜ夏殿は伏せておいたのですか?
⑭好自为之:自ら適切に事を運びきちんと処理する
侯殿、どうか達者で。
2. 琅琊榜 第7話あらすじ
廃園
刺客に襲われながらも夏冬は無事都に帰還、慶国公の事案は本格的な審理に入ろうとしていた。
審理で主導権を握ろうと皇太子と誉王は躍起になるが、そこへ梅長蘇の指示どおり蒙大統領が梁皇帝に進言、梁皇帝は事案の審理を靖王に命じる。
ある日、寧国侯府を引っ越す予定の梅長蘇は、霓凰郡主から、荒れ果てた元赤焔軍の林主帥の屋敷に案内され、郡主がいまだに過去の想いを忘れられないことを知る。
そんな中、梅長蘇は蕭景睿や言豫津と蘭園という邸宅を下見に行くが、なんと広い庭園にある古井戸から数体の女の屍が見つかって…。
霓凰郡主はだんだん梅長蘇は古き自分のいいなずけ小殊ではないか??と感じ始めている様子。梅長蘇を見つめる彼女の瞳が潤んでいて切ない・・・
荒れ果てた元赤焔軍の林主帥の屋敷に霓凰郡主は梅長蘇を連れて一緒に入ろうと誘うのですが、小殊は「睹物思人(遺品によって亡き人をしのぶ)必要ないのでは?」と。
霓凰郡主はいつ「梅長蘇=小殊」と問いただすのか!?ドキドキします。
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