中国語検定準一級合格に欠かせないのは、慣用句や成語です。参考書を買ったのですが、なかなか丸暗記という気力が沸きません。。
そこで、これらの参考書で丸暗記するのではなく、中国語ドラマで出てきた表現をピックアップし、ドラマの名場面とともに、慣用句・成語を覚える試みを始めました。
中国宮廷ドラマの琅邪榜(ろうやぼう)が大変面白かったので、見逃した最初の方をDVDを購入するという大金を使ったので、途中で挫折することなく、続けたいです。
それでは、琅琊榜第3話に出てきた慣用句・成語を纏めてみました。
1. 第3話の慣用句・成語
第3話に出てきた慣用句・成語表現を抜き出しています。 日本語訳は直訳ではなく、物語に即して翻訳された日本語字幕をそのまま表記しています。
①孤陋寡闻:学識が浅く見聞が狭いこと
戦地にいると情勢に疎くなる。
“陋”は「(見聞が)狭い」、”寡”は「少ない、欠ける」という意味を表します。
②毁于一旦:一気に崩れる
忠臣である蒙家の名声を貶める。
「毁于一旦」はやっとのことで手に入れたものや成し遂げたことが一遍に壊されることです。”一旦”は一日のことです。
③全军覆没:全軍が壊滅する
7万の赤焔軍はほぼ全滅した。
④如虎添翼:強いものがいっそう強くなる
だが、郡主が嫁げば、北燕の勢いは増す
「如虎添翼」は強いものが助けを得てさらに強くなることで、鬼に金棒のような意味です。
⑤不堪设想:(悪い事態を想定して)どうなるか予断を許さない
必ずや災いとなるぞ。
“堪”は「~できる」、”设想”は「想像する」という意味で、”不堪设想”で「想像にたえない、先が思いやられる」という意味になります。
⑥以貌取人:容貌だけで人の良し悪しや能力を判断する
外見で判断するの?
⑦缓兵之计:時間を稼ぐ策
実際は時間稼ぎだろう。
2. 琅琊榜 第3話あらすじ
皇宮内を散策していた梅長蘇と霓凰郡主は、太監がある子供の奴婢を激しく叱責する場面に遭遇する。
するとそこへ靖王が現れ奴婢をかばう。奴婢は庭生という名前だった。梅長蘇は靖王に庭生を引き取る方法を考えると約束する。
一方 郡主の婿を決める武術大会では着々と候補がしぼられていったが、北燕の百里奇という豪腕の男が現れ、婿候補有力となる。郡主を北燕に嫁がせることを防ぎたい梁帝は、文試に進む最終候補の10人を集めて宴席を設けるのだったが…。
梅長蘇と靖王が初対面するのが、第三話です。親友だったのに、顔つきがすっかり変わってしまったので、梅長蘇を「小殊」と気づくこともなく、そっけない態度…
うーん、やはり同じ話を3回見ても楽しいです!
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